北とぴあ国際音楽祭 11月22日開催「フランス・バロック・オペラの栄華」練習風景の映像!演奏されている音楽は・・・
北とぴあ国際音楽祭にて、11月22日に開催される「フランス・バロック・オペラの栄華」公演。練習風景の映像を、音楽祭のツイッターアカウントがアップしてくれました!
11/22(日)開催の「フランス・バロック・オペラの栄華」本日よりリハーサルが始まりました!練習風景をちらっとお見せします👀ベルギー在住の寺神戸亮さんは先月末に来日し、隔離生活を経て無事に北とぴあへ👏この公演、歌にダンスにお話まで楽しめる盛り沢山の内容です🤩チケットのお求めはお早めに! pic.twitter.com/T7fOtm2EOb
— 北とぴあ国際音楽祭 (@HIMF_info) 2020年11月17日
寺神戸さんが、映像は何の作品の何の場面かクイズを出されているので
リハーサル始動!フランスバロックオペラの魅力を色々な角度から余すところなくお見せします!この動画では当時とても流行った有名なオペラの有名なシーンです。さてなんでしょう? https://t.co/wAhpW5XcFU
— 寺神戸亮(ryo terakado) (@ryoterkakado) 2020年11月17日
お答えします(笑)
この動画の演奏・バレエの場面は、
リュリ作曲のオペラ『アルミード』(Armide)第5幕より「パッサカリア[パッサカイユ]」(Passacaille)です。このオペラの中でも、とりわけ知られている曲ですね。
リュリの作品に素晴らしいものは数あれど、あえて最高傑作を一つ選ぶとしたら、私はこれだと思います!心にしみわたる音楽が大好き。
『アルミード』の音楽や上演については以下が詳しいです。
内藤義博「フランス・オペラの誕生 その三」『立命館言語文化研究』19巻3号、2008年、228頁~232頁。
http://ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/kiyou/19-3/RitsIILCS_19.3pp.221-234Naitou.pdf
それから、以下の記事の最後の方に、『アルミード』の名曲「パッサカイユ」の音楽をバックにダンスをしている映像が貼り付けられています。音楽しか聞いたことがなかったので、それに合わせて踊られている映像は興味深く思います。
「バロックダンスの魅力~フランス宮廷文化を発展させた華やかな表現芸術」