東京交響楽団 ニューイヤーコンサート2022(2022年1月9日)
東京交響楽団(指揮、秋山和慶)
ニューイヤーコンサート2022
会場:サントリーホール
新年にふさわしい素晴らしい演奏でした。実演だからこその響きの繊細さや迫力を感じられました。
プログラムは以下の3曲
ヨハン・シュトラウス2世:春の声
ショパン:ピアノ協奏曲第1番(ピアノ、小山実稚恵)
ドヴォルザーク:新世界より
ピアノ協奏曲の後で小山実稚恵さんがアンコールとして弾いたのは、ショパンのノクターン第2番。新世界の後はラデツキー行進曲の演奏で華やかに約2時間のコンサートを締めくくりました。
ホール入り口を入ってすぐの場所で撮影
東響のコンサートは配信で聴いたことはありましたが、実演は初めてです。P席だったので、秋山さんの指揮ぶりや小山さんの動きや表情がよく見えました。
プログラムはどれも有名曲ばかりだったので、今回は、初めての曲との出会いではなく、実演で接するのが初めての演奏者との出会いの機会となりました。小山さんの演奏はもちろん素晴らしかったですが、ピアノを奏でておられない時に、オケの演奏する音楽に合わせて体を動かしてらっしゃる様子が、まさに音を楽しんでおられるようでした。
実は演奏会に行くのは2019年12月以来(約2年ぶり)。マスクを正しくつけるようにとかブラボーといったかけ声は遠慮するようにとかホールでアナウンスされていたり、終演後は数ブロックごとに分散退場したりと、様々な感染対策が行われていました。オケの皆さんもマスクを着用していましたね(弦の方は演奏時も)。
お子さん連れとか多くの来場者(ちらほら空席はありましたが)で、着物姿の方とかにニューイヤーコンサートらしさを感じました。
ホール入り口
小山さんの演奏会当日のツイート
1月9日、サントリーホールでの公演が終演いたしました。
— 小山実稚恵 (@michiekoyama) 2022年1月9日
今年のニューイヤー公演は、昨日の所沢の公演に続いて本当に多くのお客様にご来場を賜り、会場は満員。アンコールではみなさまの手拍子とともに熱気に溢れておりました。
明日(1/10)は、ミューザ川崎でのニューイヤーコンサート最終日です pic.twitter.com/JbqfcFzJPM