俺ガイルFes.2019（2019年11月10日）感想
俺ガイルFes.2019に参加しました！ありがたいことに昼公演と夜公演の両方に。
歌唱あり、クイズあり、朗読劇あり、きわめて豪華なイベントでした！早見沙織さん（雪ノ下雪乃役）を画面越しではなく拝見するのは初めて。素敵なお声で、朗読劇での雪乃の毒舌、デュエットも含めた歌唱での歌声を聴けて、感動のあまり語彙力を失っていましたが、時間を経て語彙力が復活してきました。イベント当日から少し時間がたっていますが、まだ記憶がしっかりと残っているうちに、感想を書いておきたいと思います。以下の文章に記憶違い等による間違いがあったら申し訳ありません。
俺ガイルFesに原作者の渡航先生が出るかもということは聞いてましたが、ここまでがっつり普通の出演者として出てくるとは思いませんでした。最初に登場して歌うとは！！その歌唱にラップ調の素晴らしい合いの手を入れていたのは戸部翔役の堀井茶渡さん（イベントの司会もされていました）。夜公演で佐倉さんが話題にしていましたが、渡先生の振り付けは声優陣が考えたのですね！
「Wrong as I expected」MCわたりん(CV渡航) with 堀井茶渡 aka.CHA-DQN
昼公演も夜公演も渡先生の熱唱で始まって、会場は大いに盛り上がりました。なお、その二人の横で動いている江口拓也さん（比企谷八幡役）の無表情ぶりも印象的でした（もちろん、意識的にそうしていたのです）。夜公演の際は江口さんに近い側の席だったので、その表情が良く見えて面白かったです。
公演は以下の流れで進みました。
渡先生の歌唱→出演者たち登場、全員からの挨拶→やなぎなぎさん「ユキトキ」（1期OP主題歌）→声優によるキャラクターソング歌唱→クイズ→手拍子の中で幕が下りて（音楽が流れるなか幕に映った吹き出しマーク（アニメのロゴを参照）が鼓動しているように動いてた）短時間で上がる→朗読劇→アニメ3期PV上映、それを見た声優陣による感想→原作新刊、一番くじ等のお知らせ（早見さんと東山奈央さん（由比ヶ浜結衣役）は次の準備のため退出）→キャラソン歌唱→やなぎなぎさん「春擬き」（2期OP主題歌）→出演者登場（ここでライブビューイング終了）、代表による挨拶（昼公演では江口さんと渡先生、夜公演では早見さんと東山さんと渡先生）
やなぎなぎさんの歌声、柔らかく暖かく感じられました。バックに流れるアニメ映像で記憶がよみがえってきます。
続いてのキャラソンパートは佐倉綾音さん（一色いろは役）「かしこガール」から始まりました。佐倉さんの歌う姿は直にはもちろんテレビ等の映像でも見たことがなく、初めて拝見しました。ご本人も「キャラクターソングを歌うのは珍しい」という趣旨の発言をしていたので、このイベントに参加したおかげで私は貴重な経験ができたと思います。
クイズコーナーでは、作品が2期の放送から4年たって記憶があやふやになっているのではということで、アニメの内容について、江口さん、早見さん、東山さん、佐倉さん、悠木碧さん（比企谷小町役）に答えてもらいます。正解がどうか判定するのは再登場した渡先生。
ちなみに、昼夜2度の熱唱のためか、夜公演クイズコーナーでの渡先生はだいぶ疲れているように見えました。江口さんからは、（クイズコーナーに出てくる前）舞台袖にいた時の先生の顔が死んでた、というような発言が。
回答が間違っていると判定された人は、先生が言う枚数のシールをもらうことになり、一番多くもらった人が「まちがっている王」として番組ツイッターにアップされるとの趣向です。昼公演では、女性陣が「シール多くもらいたいよね」「女子は集めるのが好き」みたいな感じのフリーダムな発言を展開し、趣旨と違うと諭される一幕も。
最初の説明ではパーカーに貼るはずのシールを江口さんが足に貼ったり（足長いアピールかとつっこまれてた）、東山さんがパーカーの前を開けて下の服にシールを貼ったり、佐倉さんが複数もらったシールをパーカー左胸に重ねて貼ったり、早見さんが（たしか佐倉さんの）両胸にシールを付けて悠木さんに「（自分は）弊社の先輩にそんなことしない」とつっこまれたりと、昼公演はシール関係がカオスでした。
・雪乃と八幡を二人にしようとした小町がお守りを買いに行くと別れようとするが、小町についていこうとする八幡。小町が八幡に言った「ごみいちゃん」に続く3語は何か（映像を見て台詞をあてる）…皆さんそれぞれ罵倒の言葉を考えてましたが、早見さんの「ごみ 不法投棄物 大地にかえれ」という回答はインパクトありました。
・修学旅行に行く新幹線の中、結衣との会話後の八幡と戸塚はどういう状況だったか（音声を聞いて［いくつか開いている丸穴からわずかに見える映像もヒント］その場面を絵で描く）…東山さん、佐倉さん、悠木さんという絵がうまい面々と、彼らに画伯と称された江口さん（ラインスタンプ出したそうです）と早見さん…。富士山の横を2人が浮遊しているような早見さんの絵、富士山と同じくらいの大きさの戸塚が山から姿をのぞかせてる絵（たしか佐倉さんの絵）が印象的でした。正解の壁ドンを描いてた方もいました。
・女子2人と葉山のデートにつきあっている八幡は、いろは＆戸部と出会ってしまう。八幡に話しているいろはの心の声は？（2期第4話？）
・体育祭でけがをして保健室に行った八幡。保健室にいた雪乃と会話した後の場面はどのような状況か（音声を聞いて絵を描く）…悠木さんはバッタの絵を描き、場面最後の音は虫の声だ、と。東山さんは絵面の多くが隠された絵を描き、横に「見せられないよ」とコメントを書く。どのような場面を想像したのか私気になります！佐倉さんは足の裏をなめている顔を描く。写実的に描かれた足とシュールな顔の絵がすごい。そして、早見さんの絵と江口さんの絵は味わいがあるものでした。手当てしてるところだという早見さんの状況説明は間違っていないのですが、雪乃の手が何とも言えない感じで八幡に伸びており、後ろの棚に並ぶ薬瓶はマヨネーズと評されていました。江口さんも手当てと言っていましたが、八幡の体にあるいくつもの筋は、刻まれているようにしか見えないというコメントをもらっていて、私もそう思いました。
シール枚数は昼夜通じての蓄積で、昼公演に5？枚、夜公演？で兆単位の枚数のシールを付与された江口さんが「まちがっている王」になりました。
朗読劇は、フェスに来た面々が一休みする場面での会話。夜公演の方が、アドリブ多めな印象があります。ライブでのふるまい方が分からないという雪乃に八幡が「ベガ立ち彼氏面をしてればいい」と言って実演するところ、戸部の「尊み秀吉」という台詞など、面白さてんこもりの楽しい劇でした。
フェスでのアイドル風に自己紹介をやろうという話になって、それぞれがやるところも楽しかったです。恥ずかしそうに雪乃として自己紹介する早見さんの髪をかき上げる仕草、素敵でした。江口さんが自己紹介のためマイクを持って前に出る際に、（たしか夜公演で）マイクスタンドも持ってと言われ、スタンドを持って左右に向きを変えつつやってる姿がかっこよかったです（佐倉さんが「Trignalみたい」と、中の人がいるユニット名を言ってました）。
その後のキャラソンパートでは、江口さんが堀井さんと共に歌った「本物が欲しければ」、あと2曲という映像の後での早見さんと東山さんによる「Hello Alone」デュエットと、心に残る曲が続きます。そしてLast Song（だったと思うのですが）という映像が出て、やなぎなぎさん登場。「春擬き」の冒頭でテープがパーンと会場に撒かれてFesもいよいよクライマックスに。
最後の挨拶の時、渡先生が作品について「足掛け9年」と言い、声優さんも「オーディションの時10代だったのが今〇歳」というふうに話し、年月の経過に思いをはせていました。これだけの期間に渡って原作・アニメ・色々の関連企画が続いているのは、関係者の方々のおかげです。
夜公演が終わって壇上から退出する早見さんの目が潤んでいるように見えたのは、気のせいでしょうか。アニメ3期のタイトルが「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」ということで感極まったという旨の話をしていた早見さん（これを聞いた時は早見さんが別作品で演じているダジャレを言う某キャラを想起してしまった）、おそらく私の見間違いではないと思うのですが、どうでしょう。
今回のFes、最高のイベントでした！！出演者スタッフの皆さまありがとうございます！アニメ3期を楽しみにしています。
・「俺ガイルFes.2019」紹介ページ
https://www.tbs.co.jp/anime/oregairu/2nd/special/event2019a.html
・セットリスト
https://aniuta.co.jp/contents/278122
・昼公演レポート（コミックナタリー）
https://natalie.mu/comic/news/355047
