生成AIの可能性と問題点 NHKの番組を見ての感想

最近話題のChatGPTのような対話型の生成AI。

私は使ったことないのですが、関心はあるので、「ニュースなるほどゼミ」というNHKの番組の「AI社会到来 私たちの未来は?」という回を興味深く視聴しました。

 

AIを業務に活用している会社、授業で活用している小学校を紹介していました。

会社では、AIのおかげで仕事の効率化ができている様子。そして、最後は人間が正確性をチェックしています。翻訳、文章の要旨、稟議書をAIに作成させる際に、「校閲者の立場で」とか「経営者の視点で」というような命令を入れているなど、仕事での活用テクニックが印象に残りました。活用されている方の中には、AIに挨拶するところから始めた方もいらして、試行錯誤が感じられました。

 

番組に登場した学校現場では、工夫した授業方法によって、AIの問題点や良い所を子どもたちに伝えていました。子どもたちが既に読んだ物語の内容をAIに質問して、AIが回答した主人公の情報が間違っていることからAIの不正確さを認識させたり。文章で筆者が一番言いたいことは何かAIに問うて、子どもたちが事前に回答したこととほぼ同一であることを確認したり。

 

番組を見て、自分が詳しくないことについては、AIが誤ったことを言っても正誤の判断はできそうにないと実感しました。AIが生成した画像も、解説委員の方が「影や水の流れなどを見てフェイクかどうか判断する」というような発言をされてましたが、私にはAIが作ったものか否か判別できず。解説委員の方は、文章をAIが作ったかどうかの判定は困難とも言われていたので、情報の発信元の吟味などは今後さらに慎重にしようと思いました。

 

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