井上道義指揮 読売日本交響楽団 ブルックナー「交響曲第8番」(2019年7月31日)

フェスタサマーミューザKAWASAKI2019
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ミューザ川崎シンフォニーホールブルックナー作曲の交響曲第8番(井上道義指揮、読売日本交響楽団)を聴きました。暑い日に仕事の後に涼しいホールで聴くクラシック。ブルックナーの作品も読響も生演奏に接するのは初めて。この曲はCDで聴いたことがあったのですが、今日の演奏は素晴らしい名演でした。


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開演前のプレトークも聴くことができました。井上氏はおちゃめな語り口で、ヴァントの大きな写真を見せながら、ティンパニのところに隠れて彼のリハーサルを聞いた思い出などを話されました。いくつもの貴重なエピソードをうかがえました。

 

19時開演予定でしたが、京浜東北線運転見合わせのため開始が遅れる旨のアナウンスがありました。アナウンスで言われていた開演時間である19時10分ごろに、オケの方々が舞台に登場。大体の時間ですが、第1楽章終了は19時29分、第2楽章終了は19時45分、第3楽章終了は20時12分、第4楽章終了は20時40分、聴衆の拍手喝采が終わり楽員の方々が退場を始めたのが20時48分ごろ。とても贅沢な90分を過ごせました。

 

弦の弱音や金管の咆哮といった多彩な音で、壮大な建造物というか音の宇宙を感じた気がします。音の振動がここまで体にズンと響いたのは初めての経験。3階、オケのほぼ正面という席の位置が良かったと思います。

 

第4楽章は、かなりゆっくりめの演奏に感じましたが、ぐじゃっとならずに、きっちりまとめていたのが素晴らしかったです。あと、CDで聴いて特に印象に残ってなかったけれど心が震えた所があり(例えば第3楽章トライアングルとシンバルが演奏された後)、今日の発見でした。

 


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ホール2階のドリンクコーナー(写真はホール入口の外から撮影。写っている机の奥に飲み物等を出すカウンター)で紅茶(400円)を飲んでいたら、21時頃に井上道義氏が登場!お客さんたちとしばし歓談されて(小学生くらいのお子さんに長くなかった?眠くならなかった?と尋ねてました)下の階に行かれました。

 


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ミューザ川崎シンフォニーホール オフィシャルブログ
井上道義が語るブルックナー交響曲第8番
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2019.07.31 ミューザ川崎シンフォニーホール
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・フェスタサマーミューザKAWASAKI2019 コンサート情報
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読売日本交響楽団 コンサート情報
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